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ブログ

2016/04/24

「偉くも有名でもない自分」の言葉を伝えるには

こんにちは。

ビーユアセルフの岩下宏一です。

 

 

「言葉の本質は、何を語るかより、誰が語るかだ」

イチロー選手の言葉です。

 

 

これは正鵠を射る言葉ですね。

例えば、ある人に、「バッティングのコツ」を聞かれたとしましょう。

仮に私が、「来た球を、打つんです」と答えたとしても、「はあ?何言ってんの?」で終わりです。

しかし、イチロー選手が同様のことを答えた場合、「なるほど、深い!!」そう感心されるのではないでしょうか。

 

 

古代ギリシアの哲学者アリストテレスも、著書「弁論術」の中で、説得力のために必要なのは

1.Ethos(信ぴょう性)

2.Pathos(情熱)

3.Logos(論理)

の3つだと言っています。

「信ぴょう性」とは、その人がその人たるゆえん、つまりその人が誰で、何をなした人であるか、ということ。

2,400年も前から、同様のことが言われている訳です。

 

 

じゃあ、一流の政治家やスポーツ選手でないと、言葉に説得力が生まれないのか?というと、決してそんなことはありません。

信ぴょう性を増すコツ・・・それは、「等身大の、あなた自身の言葉で話す」ということです。

 

 

人材採用の会社説明会におけるプレゼンテーション指導などでよく私が申し上げることなのですが、仮に「主体性のある方にぜひ来てほしい」と言っている会社の人事担当が、説明において「わが社の方針は○○だから・・・」「人事部長はこう考えているから・・・」とばかり言っていたとしたら、どうでしょう。

 

 

きっと応募者は、「人事担当者にそもそも主体性がないよ!」と思ってしまうでしょう。そしてそういう言葉は、説得力を持ちません。

 

 

自分の言葉として話しましょう。

 

 

「わが社の方針は○○です。私はこれを受けて、ぜひこんな方と一緒に仕事をしたいと考えています。そしてこの会社を、ともにこう変えていきたい」

 

 

自分を大きく見せる必要も、できないことをできるという必要もありません。

自分の立場で出来ることを、自分を主語として語るだけで、「誰が語るか」の壁を打ち破ることが可能になっていくのです。

 

 

いつも自分を主語にして話すことで、コミットメントのレベルもあがっていき、それが結果へとつながれば、さらに説得力のある言葉を紡ぐことができるようになっていきます。

 

 

一人称で話すこと。

借り物でない言葉を発すること。

それが、メッセージを伝える第一歩です。

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